Archaives
これまでの記録
コロナ禍の中、多くのイベントが中止になり、ライブの規模も縮小、自粛。そんな中で、インターネットを駆使してのライブ配信は、閉所や人が集まれないような場所でのライブを、世界中どこからでもリアルタイムで共有できるという利点もあり、大きな展開を遂げています。とはいえ、この技術も発展途上、多くの方が取り組んでいる中でそれぞれに試行錯誤しながら、より良い配信の方法を求めて切磋琢磨しているのは都会でも地方でも同じ。私たちは山陰のプロチームとして、この時点でできる可能性を追求しながら、今回以下の4つの取り組みを行いました。
Piano Anywhere
vol.1
峯寺
出雲大峯 峯寺 雲南市の古刹である峯寺歴史あるこのお寺には不思議なご縁があり、現住職である松浦快遍氏の就任式でご一緒させて頂いたり、本堂にてライブもさせて頂いた経緯があります。今回は、庭が素敵な書院を背にしながら、ここにグランドピアノを持ち込んでのライブ。ラストには松浦さんの声明と2曲ほどコラボさせていただきました。
2020年9月27日
歌島昌智 P
松浦快遍 声明
スタッフ:
配信・音響 奥田隆
カメラ 高嶋敏展
アシスタント 並河賢一
調律 日野博
Piano Anywhere
vol.2
斐伊川中洲
Piano Anywherer 第2弾の会場は、出雲の1級河川、斐伊川。 出雲市武志町の斐伊川運動公園から、斐川町鳥井に向かって沈下橋と呼ばれる細い橋があります。この辺りは古事記の国譲り神話で『多芸志の小汀』と記され、天の御舎という立派な 宮殿を建ててタケミカヅチを饗応したと一説に伝えられている場所で、運動公園側にはその際の料理長であった櫛八玉神を祀った膳夫(かしわで)神社跡もあります。沈下橋の真ん中あたり、ちょうどステージのようになった中洲があります。ここにグランド ピアノを置くなんて事は、おそらく誰もやってないでしょう(笑)。業者さんにお願いするとは言えピアノを運び入れるのは大変でした、さらには電源も、ネット回線もない場所からの ライブ配信でしたので、演者にとっても関わるスタッフ全員にとっても、それぞれにチャレ ンジなイベントとなりました。今回の旅の相方は、最近DUOでの活動で何度もご一緒している宮古島出身のサックス奏者MARINO。川の水に洗われ続けているせいか、不思議と聖地のような清らかな氣の満ちるこの空間で、祈りを込めて演奏しました。ドローン映像も加味しながらのライブ配信を是非お楽しみください!
2020年10月3日
歌島昌智 P
MARINO Sax
スタッフ:
高嶋敏展 舞台監督スチール撮影
日野博 ピアノ調律
奥田隆 音響
森田裕典 メインカメラ(U1create代表)
八澤敏一 サブカメラ(U1create)
澤田祥 スイッチャー(U1create)
落合薫 ネット回線管理
(株)ハーコブ ピアノ配送
野井かおり アシスタント
高嶋もとこ アシスタント
豊田美智子 WEB担当
協力 :
松江フィルムコミッション 島根フィルムコミッションネットワーク会議
Piano Anywhere
vol.3 - act1
松江 中海
Piano Anywhere
vol.3 - act2
松江 大橋川
島根の誇る風景と言えば、夕陽の美しさはまず外すことができないでしょう。 今回のPianoAnywhereは、新たな試みとして夕陽を背景に演奏してみたく、なんと宍道湖遊覧船白鳥号のデッキにグランドピアノを載せ、サンセットクルーズと共にお送りするという、またもや無謀な企画にチャレンジしました!当初、宍道湖からの配信を予定していましたが、強風のため急遽風下になる中海に移動しての配信になりました。 そして、夜には大橋川に移動して、船からの夜景と、古の松江の風景を宍道湖大橋の橋脚に投影した古写真なども織り交ぜています。今回の相方は、現代音楽から昭和歌謡まで、多彩なレパートリーを弾きこなすヴァイオリンの鬼才・辺見康孝!楽曲は情緒溢れるこの風景への最大限の賛辞を送るべく、この日のために書き下ろした新曲4曲を含む全曲ほぼオリジナル。ドローン映像も加味した配信スタッフ渾身のライブ配信をどうぞお楽しみ下さい!
2020年10月25日
歌島昌智 P
辺見康孝 Vln
スタッフ:
高嶋敏展 舞台監督
スチール撮影
日野博 ピアノ調律
奥田隆 音響
森田裕典 メインカメラ(U1create代表)
澤田祥 スイッチャー(U1create)
山根拓 配信オペレーター(WANDERMUST)
奥井惇士 カメラ(ACCHU)
落合薫 ネット回線管理
並河賢一 スライド映写
(株)ハーコブ ピアノ配送
野井かおり アシスタント
高嶋もとこ アシスタント
豊田美智子 WEB担当
協力:
松江フィルムコミッション
島根フィルムコミッションネットワーク会議
Special Thanks:
白鳥観光有限会社